DIALOGUE+「透明できれい」MVが公開されました。
DIALOGUE+の「透明できれい」MVが公開されました。
1stフルアルバム「DIALOGUE+ ONE」の収録曲です。私はきゃにめ通販で買ったので、入手は今日昼以降の予定です。
コーラスとストリングから各メンバーのソロパートを挟みつつ、複雑なリズムパターンでスケール大きくエモさを盛り上げていく楽曲構成はこれぞDIALOGUE+といった趣です。
序盤はメンバーが客席から舞台上のオーケストラを見ていますが、これは東京国際フォーラムを舞台とした「好きだよ、好き」や、
無観客開催を逆手に取った演出が秀逸だった「ぼくたちのかくめい!オンライン」での「また立ち上がる」を連想させます。座席間隔が空いているのは昨今の状況を反映。
「君の声だってさ ちゃんと聞こえたよ」の「君」はファン=ログっ子のことだと解釈しました。実際はライブなどで声出しは禁止されているのでメンバーは声援を聞いてはいないはずなのですが、その状況でも応援はきちんと届いているよ、というメッセージ。「だけどなんにも返せてないよな」の歌詞からアルバムを引っさげてライブツアーでファンに感謝を届けに行く、というストーリーはエモいですね。
サビからの衣装はメンバーカラーから一転して白黒。全身白、全身黒、上白下黒、上黒下白がきちんと4人ずつでシンメトリカル。
CUE! 2nd partyでの左右白灰色のシンメトリーと比較するのも面白いです。
「ステージは次々新しくなる」は声優としても活躍するメンバーが様々な場所で活動していることを意味しているのでしょうか。「その一息の間に君と話したい」以降一連の「君」はやはりファンを指していると思うんですよね。DIALOGUE+の活動こそがメンバーのホームである、というメッセージだと解釈しました。ここで「さっきまでいた君がもし いなくなってしまったら」に呼応する表現として「単純に嫌だ」を持ったくるあたりは脱帽です。ウェットな感じが似合わないグループではありますが、ネガティブな状況で感情ではあるけどその後の決意へと変わるような表現はいいなぁと思います。そのあとの好きになってほしいと思うことに対してとにかくやってみよう!という決意もいいですね。
「夢ってのは かなえたら 夢じゃなくなる」「もしそうだとしても もう一回目指すんだ」は急激に成長してそれに見合う舞台を経験してきたDIALOGUE+がそれに甘んじずにさらに高みを目指すという決意表明ですね。
ここ以降は終始「君」=ファンと一緒に高みを目指して素晴らしい景色を共有したい!というメッセージが情感をたっぷり伴って歌い上げられます。エモいですね。
「はじめてのかくめい!」では「ほら僕らについてこようぜ損は絶対させないさ」
「ダイアローグインビテーション」では「めちゃくちゃではちゃめちゃすぎる世界へ
ご招待しましょう!」
と、自信たっぷりにファンを導いてくれたDIALOGUE+は、宣言通り新たなステージに到達したようです。第2章開幕!でしょうか。ライブツアー、どうにかして参加できるといいなぁ。