CUE! #08「100ぱーせんと」感想
志穂回。
- 周りからの印象(しっかりしていて悩みがなさそう)とのギャップ
- 自分自身での工夫をどのように発揮するか
これらをどうやって克服するか、というのが骨子でした。
能力が高い(器用である)となかなか悩みが他に理解されない(と思いこみがち)なんですよね。あと、自分ではあまり好きでは無い部分が仕事の武器になるとそれと折り合いをつけて開き直れるようになるまでに苦労しますよね。これは個人的に結構思い当たる部分が多くてかなり共感してしまいました。
「自分自身の声があまり好きでは無い」は多分中の人(守屋亨香さん)のエピソードを拾っているとおもいます(が、声優で似たような体験をしている人は多そうなので、憶測ではあります。)
中学生の時、ひょんなことから初めて声優のオーディションを受けて、合格できなかったけど、声を褒められたのがすごくうれしかったんです。映像の仕事では声がコンプレックスだったので。それからは声優さんのことをすごく調べて、好きな声優さんが出ている作品を片っ端から観るようになりました。
2個目の項目について。共同で創作する仕事では自分の意志や「我」を出すのをどうするか?というのは難しくもあり、それが無ければやっている意味がないような仕事でもあるわけで。
自分で考えて実践・提案してそれについて議論できた、というのは表面上失敗しないことよりもずっと学びが多い、ということをきれいにまとめたいいエピソードでした。志穂の演技もわかりやすくかなり変えてあり、演技の区別がつきにくい視聴者にも優しかったように思います。
他キャラの伏線はこんな感じ。
- ブルームボール内の声優ごとの人付き合いの違い方とそこから共演の新人声優が感じるプレッシャーについての伏線。舞花回への伏線ですね。
- 役者の演技からスピンオフが決定。
- 鳥組のキャラとキャストが発表。序盤順調なのは鳥組ですね。この後ライブもありそうだし。